ILUシリーズ-特徴
データ収集表示器
さらに豊富になった表示タイプで現場に合った「見える化」を実現
- 豊富な「表示タイプ」をさらに強化し、53種類ものデータを標準サポートします。
計画数・実績数など標準的な「数の情報」だけでなく、稼働時間・時間進度・平均タクトなどの「時間の情報」、 停止時間・停止回数などの「非稼働情報」もサポートしています。 - 表示タイプは各段ごとに自由に選択可能。現場に合った「見える化」ができます。
表示設定はいつでも変更できるので、改善ステップによって管理内容が変わっても、簡単な設定変更だけですぐに対応できます。 - いつもは表示していないデータも、時々は確認したい。そんな時、コマンド操作やワンタッチキーでいつでも希望のデータを見ることができます。 また、実績数や目標数を修正するのもコマンド操作で簡単にできます。
表示タイプ設定例
すぐに利用できるシンプル設定
計画設定を生産切替毎に入力する方式なので、予め1日の生産順序や生産数を決めて事前登録する必要がありません。 2項目の計画設定値(設定タクト、計画数)を入力するだけで、すぐに計測を開始できます。(初期設定状態)
管理する内容によっては、「設定タクトの入力だけ」や、「設定入力なしで開始するだけ」といったさらにシンプルな使い方も可能です。
基本機能をしっかり継承したローコスト&高機能の表示器
IRD/IDDシリーズで長年培った便利な基本機能はしっかりと継承。ローコスト&高機能の表示器です。
すぐれた汎用性
18項目の豊富なシステム設定で、現場に合った計測動作が設定できます。
時計機能
就業時間帯設定により作業時間と休憩時間を区別した計測ができます。休憩中は自動的に目標数カウントが止まり、より現実的な目標表示や進捗管理ができます。
自動スタート/クリアタイム
毎日の繰り返し操作を省略することができます。
便利な計測補助機能
プリスケール機能:実績数のn倍カウントや1/n倍カウントができます。
マスキングタイム設定:誤カウントを防止します。
その他
メモリバックアップ機能:各種設定や計測データは電源を切っても保持します。
※前モデル(ILT)では「計測データのバックアップ」はオプションでしたが、ILU では標準機能になりました。
動作モードLED:休憩中、停止中などの状態を一目で確認できます。
新機能でもっと便利に
設定タクトが0.01秒単位/0.1分単位に対応
- 従来の1秒単位/0.1秒単位に加えて、0.01秒単位と0.1分単位のタクト設定が可能になりました。
エコ機能でムダな電力消費をカット
- 休憩時間になったら自動で表示OFFする設定ができます。(時計表示指定も可)
- 輝度調整機能で、最大1/4程度に消費電力を抑えることができます。
累計機能の強化・直累計のサポート
- 個別(計画毎)データと累計データの混在表示ができます。
- 計画単位・1日単位の計測の他、直単位で計測する直累計機能をサポートしました。(Max3直まで)
遅れ/進みを点滅表示でお知らせ
- 進度(または稼働率)が設定した限度範囲から外れた場合に、警報表示(点滅)してお知らせするので、現場の異常をすばやく察知できます。
停止機能の強化
- 2つの停止入力(停止/停止(2))があり、それぞれに停止時間と停止回数の計測ができます。
- 段取時間の管理にも応用できます。
- 停止したら自動的に表示を停止時間に切替える事ができます。
- 停止データの表示は、非稼働時間の管理・意識付けに役立ちます。
ワンタッチキー
設定器のキーひとつで、普段は表示していないデータも簡単に確認できます。
- USERキー:ユーザーが設定した表示タイプのデータを表示します。
- 平均タクトキー:平均タクトを表示します。
- 時計キー:現在時刻を表示します。
通常は端子入力で行う実績数の+1カウント入力や計測開始・終了を、設定器の専用キーでも簡単に操作できます。また、実績数の-1カウントキーもあります。